朝、ジェット機が普段より大きな音を出して飛んでいるので、新田原基地の航空祭のことを思い出した。カメラを抱えて庭に出たら暫くしてF15が一機飛んできた。その後も時々聞こえて来たが、2号も関心が無くなったので毎年出かけていた一ツ瀬川の堤防にも行かなかった。
午後になってブルーインパルスが飛んできた。
昨日のことだが、1号を乗せて走っていると珍しく「じっちゃい、コレ食べる」と小さなお菓子をくれた。その前の日に片づけのことで小言を言ってやったので、なんだかおかしいことだと思っていたら、「じっちゃい、コンサートに行っていい」と言い出した。自分の好きなアニメの音楽を演奏するオーケストラか何かが来るらしい。「試験とぶつかりはしないか」と言うと、早くから準備するからと殊勝なことを言うものだから、試験とぶつかるならきっぱり諦めるという条件でOKした。
帰って学校の行事予定を調べると、コンサートの前日で試験は終わるらしい。気を良くした1号はチケットを調べていた。暫くして小生の処に来てPCの画面を見せながら、「いい席はもう売り切れている。どれがいいやろうか」と言う。？？？、どうやら行ってもいいの許可の次は切符を買って欲しいだった。クリスマスが早く来てしまった。爺さんの膝は生傷だらけである。試験の準備も早くからできるならいつもそうやってくれ！と、付け加えるのを忘れていた。
