2017年8月7日月曜日

ウト観察

今日のこと。  小雨のち☀    仕事休み

徘徊台風が去って9時頃から一気に天気が良くなり夏の太陽が戻ってきた。

午後に、カミさんとハチウトを見に出かけた。家から15キロくらい離れた里山の谷筋に置ているハチウトの一つに入居している群れ、台風に影響は全く無く、黄色みがかった体色のハチたちが元気にしていた。ニホンミツバチは元々セイヨウミツバチに比べ黒っぽい色をしているが、群れが元気なときは黄色味を帯びてくる。群れのハチが多く、ウトからあふれ出しているので、蜜が貯まっているのではと抱えてみると、大した重みは感じなかった。真夏は花の数が少なく、それだけ集める蜜も少なく、かえって貯めていた蜜を食料にしている。女王も産卵数が少なくなったり産まなくなったりする。なので、今、蜜を搾ると影響が大だ。秋、セイタカアワダチソウが咲く前に頂くとしよう。

もう一か所の30キロくらい離れた標高500メートルのところに置いているハチウトの方は、一月前に蜜を採って、その直後に逃げ出して近くに置いていたウトに転居した。今は働き蜂が巣を作っているところで、夏場の働き蜂の寿命は一月かそれにも満たないくらいなので、ハチの数が極端に減っている。今が最低の状態だ。尚且つ、夏は女王の産卵が減るのでここが一番のところだ。秋になれば花が咲き、女王も産卵を増してくるので冬にめがけて態勢を立て直してほしいところだ。加えて、夏の後半からスズメバチがやってくる、今日のところは来ていなかったが、ボチボチその対策もしなくてはだ。

徘徊台風行く

昨日のこと。   雨    仕事休み

2号、標本作りの続きをやった。
蝶やカブト、クワガタ類のどこにでも居る、所謂チャラい虫はだいたい標本にしたので、今年採集した虫は目立たないしょぼい虫がほとんどになったそうだ。普通は気にも留めないような虫ばかりのようで、そうなると名前を調べるのが大変のようだ。やっと半分が分かった程度だ。最後までやれるのかどうか本人も分からなくなっているようにもある。生みの苦しみを味わっている。

今日のこと。
徘徊台風5号は九州を逸れて太平洋をノロノロ北上して行った。近づいても風が強まることもなくだった。風に備えて倒しておいたハチウトを元に戻さなくてはならない。倒すのは早いが、元に戻すとなると1個や2個じゃないので一仕事だ。ウェザーニューズによると、今日は最高気温が37度、いくら夏が暑いといっても当地では37度まで上がることはない。東風が吹けば32、3度くらいだ。徘徊台風が去った後に入り込んで来る西風の影響だろう。散々ウロウロして行ったかと思ったら酷暑の置き土産ということか。

さっき、今ならハチがウトから出てないからウトを抱えてみたらと、ウトを見てきたカミさんが言うので面布を被ウトを抱えてみた。まあ、蜜の貯まり具合を見ろということだ。貯まっているにはほど遠い、5、6合もあればといったところだった。 里山が近くにあるのだが、人家が近いし蜜源植物も少ないのだろう。